便秘でお困りの方なら、一度はごぼうを意識したことがあるのではないでしょうか。
手軽にごぼうを取り入れられる「ごぼう茶」は、便秘解消の強い味方。
ですが、中でも便利でお手軽な「粉末タイプのごぼう茶」は、私のようにズボラで面倒くさがりの人には特におすすめです!('ω')ノ
なので、この記事では「粉末タイプのごぼう茶」の魅力をお伝えします!
読めばきっと、粉末ごぼう茶を試してみたくなると思います^^
ごぼう茶って本当に便秘に効くの?
ごぼう茶が便秘に良いとされるワケ
「ごぼうは食物繊維が豊富だから便秘に良い」というのは、皆さんご存じだと思います。
実際、「ごぼうを食べた後はお通じが良くなった」という実体験がある方も多いのではないでしょうか。( ´ω`)
普段ごぼうを食べるときは、あく抜きをするためにも皮を削いで使うことがほとんどで、皮ごと食べるという方は、いても少数派だと思います。
ですが、ごぼうは「皮の部分」に栄養が多く含まれています。
そのため、皮がついたままお茶として加工されたごぼう茶は、普段は捨ててしまっている皮に含まれる栄養もまるごと摂れるというメリットがあるのです!
ごぼうの成分を余すことなく使っている…それだけでもごぼう茶は体に良く、便通を改善してくれそうですよね♪
さらに、便秘解消には水分摂取も欠かせません。
ごぼう茶は、ごぼうだけでなくお茶として水分も同時に摂れるので、一石二鳥なのです!
ポイントは2種類の食物繊維
さて、ごぼうに食物繊維が豊富なのはその通りですが、注目すべきは2種類の食物繊維のバランスです。
食物繊維には、水溶性食物繊維と不溶性食物繊維の2種類があり、水溶性1:不溶性2の割合で摂るのが理想的と言われています。
しかし、多くの野菜類には不溶性食物繊維の方が多く含まれているのです。
不溶性に偏っている食物が多い中、ごぼうは不溶性と水溶性がバランスよく含まれているのが特徴です。
ごぼう(生)100gあたり | 水溶性食物繊維 | 不溶性食物繊維 |
2.3g | 3.4g |
出典:食品成分データベース
【不溶性食物繊維】
水分を吸収して膨らみ、便のカサを増やしてくれる。
便の量が増えることにより、大腸が刺激され、便通を促進!
不溶性食物繊維はもちろん必要ですが、スムーズな便通には便の量を増やすだけでは不十分で、腸内環境を整えることも非常に重要です。
腸内環境を整えるってどうやって??
その答えは、よく言われる「善玉菌を増やすこと」です。
腸内には大きく分けて、以下の3種類の細菌が生息している。
【善玉菌】
消化吸収を手助けしたり、有害物質を体外へ排出する。腸内環境や腸の動きを良くして、免疫力もUPさせる。
【悪玉菌】
腸内で腐敗発酵を促す。ガスなどの有害物質を増やし便秘や下痢、肌荒れなどを引き起こす。
【日和見菌】
優勢な方に味方する。
我々の腸内で、善玉菌vs悪玉菌の戦いは日々行われており、日和見菌は数の多い方に加勢します。
善玉菌が優勢の時は腸内環境も良好に働きますが、悪玉菌が優勢の時は便秘などをはじめ、お腹に不調をもたらします。
そのため、善玉菌を増やしたい…!
そこで水溶性食物繊維の出番です!
【水溶性食物繊維】
水に溶けて腸内でヌメヌメのゲル状となり、便を柔らかくしてくれる。
善玉菌のエサとなり、善玉菌を増やして腸内環境を良くしてくれる。
不溶性食物繊維にも整腸効果はありますが、より善玉菌のエサになりやすいのは、水溶性食物繊維です。
これを踏まえると、食物繊維のバランスが良いごぼうは、やはり便通改善に効果的と言えるでしょう。
ごぼう茶にデメリットはないの?
ならば、ごぼう茶をがぶがぶ飲めば良いかというと、そうではありません。('ω')ノ
頑固な便秘の人が不溶性食物繊維を摂りすぎると、逆に便秘が悪化してしまう恐れがあります。
便秘の場合、便が腸内に長期間滞在し続けることで、水分が奪われ便が硬くなりがちです。
そこに不溶性食物繊維を多く摂ると、さらに便の量が増えて、硬くなった便が出るに出られなくなってしまいます。
そうならないように、飲みすぎないよう気を付けることも大事ですし、バランスをとるために水溶性食物繊維も積極的に取り入れると良いでしょう。
水溶性食物繊維は、リンゴやバナナ、キウイなどの果物類、アボカド、納豆、オクラ、ワカメなど、ねばねばしたものや海藻類に多く含まれます。
また、ごぼう茶は薬などではなくお茶なので、特に摂取量は定められていません。
しかし、人によっては飲みすぎると下痢や胃痛、利尿作用でトイレが近くなったりすることがあるようです。
普段お茶を飲む感覚で飲めば特に問題ないと思いますが、不安があればコップ1~2杯からはじめて様子を見ていくと良いかもしれませんね。
ごぼう茶に限らず、何でも飲みすぎ摂りすぎは控えた方が良いということですね!( '∀' )ノ
『粉末』がおすすめの理由
以上、ごぼう茶の効果についてお伝えしてきましたが、ここからは粉末タイプを推す理由を書きたいと思います!
理由①なによりお手軽!
ティーバックや茶葉タイプも確かにお手軽ですが、粉末もスプーンですくってサッと溶かすだけなので超お手軽です!^^
ティーバックや茶葉のようにゴミが出ませんしね☆
500mlのペットボトルに水を入れ、粉末をひとさじサッと入れてシャカシャカ振れば、お手軽アイスごぼう茶の完成です!
ホットで飲みたい時も、カップにサッと粉末を入れてお湯を注ぐだけ。
煮だしたりする必要もなくすぐに溶けて時短になるので、忙しい時にも手間いらずで飲むことができます。
理由②量を調節できる!
粉末は量が調節できるのもメリットです。
自分ひとり一杯だけ飲みたい時に、ティーバックや茶葉だと多めに作れてしまいがちですが、粉末であれば必要な分だけを入れられるので、便利で経済的です。
ちょっと濃いめにしたい、薄めにしたいという微調整も可能なので、自分の好みに合わせて作ることができますよ!
理由③料理にも使える!
粉末タイプなら、お茶以外にも料理に使うことも可能です。
出汁がわりに味噌汁や煮物に入れるのもアリですし、粉なので炒め物に入れても違和感なく食べられますよね。(´ω`)
ごぼうが合わないメニューにも、粉末で入れちゃえば合うも合わないも関係なく、手軽にごぼうを摂ることができますよ!
お茶として飲もうと思ったけど、ごぼう茶は飲みづらかった…という場合でも、料理に入れればムダにもなりません♪
まとめ
粉末ごぼう茶のおすすめポイントまとめ。
チェック
♦ごぼうの栄養が詰まった皮ごと摂取することができる。
♦ごぼうは不溶性食物繊維と水溶性食物繊維のバランスが良く、便通改善が期待できる。
♦飲みすぎには気を付ける必要がある。
♦粉末タイプは時短で超手軽・量を調節できる・料理にも使えると、3拍子揃っている。
お茶は毎日飲むので、日常に取り入れやすいと思います。
便秘がちで、特に私のように面倒くさがりでズボラな方には、手間のかからない粉末ごぼう茶がおススメです!
不足しがちな食物繊維を、不溶性と水溶性のバランスの良いごぼう茶で、ぜひ手軽に補ってみませんか^^